ちょっと前になりますが
とある保護者の方から
中学受験について相談を受けました。
一応、中学受験を希望して
塾に通ってはいるものの
成績は、正直にほぼ最下位
そんな状態でも
中学受験をする意味があるのでしょうか?
順位なんて、まず目にすることのない
現代の小学生にとって
1番から順位が出される中学受験は
メンタル的に厳しいものです。
それこそ、昔ならば
テストの点を張り出されたでしょうが
今は、個人情報の管理と個性尊重で
みんな平等の精神のもと
テストの点で優劣をつけることはありません。
お金と時間をかけて塾に通わせたものの
さっぱり成果が上がらない。
本人は、「勉強する」と言うものの
実際に机に向かう時間は30分とない。
挙句に、成績は、ほとんど最後
こんな状況でも
中学受験をする意義があるのか?
ということですね。
ヒヤリングしながら、お答えしたのは
次の2点です。
①私立中も公立中も、どちらでも同じ
②本人がどうしたいのか
究極的に言えば、私立中でも
6年後には、推薦も含めて入試があり
中学入試が終われば終了
ということではありません。
そして、何より大切なのは
本人が私立中に魅力を感じて
私立中に行きたいと思っているかどうか。
私立中には、私立中ならではの魅力があり
それに惹かれて進学したいのなら
例えテストの結果が悪くても
家族は暖かく見守り、サポートする
それが一番だと思います。
逆に一番いけないのが
成績がいいから私立中
成績が悪いなら公立中
というような親の歪んだ思考です。
武蔵高等学校中学校の杉山剛士校長先生が
こんなことを言われていました。
入学後に伸びない子には、親が選んだ学校に行かされた子が多い。そういう子は学習意欲がわかず、やがて、うまくいかないのはすべて親のせいだと思うようになります。そうさせないためにも、最終的な学校選択は子供にさせましょう。誘導するのはOKです。行かせたい学校があったら、説明会や見学に何度か誘って連れていってみる。でも、本人に響かなかったら、やめる。何よりも子供の意思を大事にしてください。
本人の意思が強ければ
いずれどこかの時点で
成績は付いてきます。
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